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NPO向け、素人による素人のための手作りサイトのススメ(1)

DIYというコトバがある。Do It Yourself=自分でやるという意味だ。ホームセンターの日曜大工のコーナーでよく目にする言葉だが、もともとは第二次世界大戦の後に瓦礫と化した街を見たロンドンっ子たちが、唖然としながらも、いやいやこりゃいかんと街を再建しようとしたときのスローガンだとか。

そこから時代は流れ、ふたたびDIYという言葉がフューチャーされたのは、ノー・フューチャー!と叫んだセックスピストルズで有名な音楽ジャンル「パンク」である。音楽性を表す言葉としてピッタリだった。

イギリス生まれのDIY、海を渡り、日本のホームセンターへ

パンクはDIYをこう捉えた。自分でやる=自分が思うように表現する、と。だから単純なコード進行も下手くそな演奏も叫びのような歌声もKids Are Alrightなのである。技術など二の次だ。それよりも自分の表現が大切だった、といってもすべてがすべて下手だったわけではないが。ただ、この考え方が面白かったのは音楽性だけに留まらなかったことだ。CLASSのように自身の表現を守るために自前でレーベルを作ったバンドもいた。

そんなDIYだが海を渡り、わが国のホームセンターに流れ着くのだから、なんとも面白いのだが、日本のNPO団体にとっても大切な言葉ではないだろうか。正直、ほんの一部を除いて日本のNPOはまだまだ貧しい。スタッフの持ち出しで成り立っていたり、貧困層を救う自分自身が・・・ということも珍しくない。

アメリカでは大人気なのに、日本では親が心配する仕事とは

NPOにとって運営資金の肝といえば寄付だが、これがなかなか厄介だ。わが国に寄付という文化はまだ根付いているとは言いがたい。国ごとの寄付総額を見比べても一目瞭然だ。先進国の中では最下位に近く、1位のアメリカと比べるとその差は約40倍。また、NPOはアメリカでは人気就職先10社に入っているそうだが、日本で働こうなら変わり者扱いされたり親が心配する。

わが社はNPOの寄付集めの応援をしている。どうすれば寄付が集まるか日々考えているが、日本の文化とやり合わなくてはならない。文化を変えるのはなかなかベラボウだ。ただ、だからといって手をこまねいて見ているのもどうか、というわけで収入が増えないのなら支出を抑えてはどうかと思いついた提案が、ホームページを自作してコスト削減しませんかということだ。

そのサイト、本当にプロじゃないと作れませんか?

こんなことないだろうか? サイトが欲しいけど資金がない。サイトを自作したいけどハードルが高い気がする。サイトを持っているけど業者しか触れられない、閲覧者が増えない、業者に管理料を払っているなど。

凝った作りのサイトを求めるなら仕方ないが、ポピュラーなもの、つまりトップページに新着情報があって、メニューバーから各ページに入ると、団体やスタッフの紹介がある程度のもので良いのなら自作した方が良いかもしれない。

めちゃくちゃ簡単とは言えないが、手も足も出ないほどではない。ネットに転がる情報を上手く集めれば十分できる。当サイトも現に素人が作ったものだ。そのときの制作模様を次回以降、記そうと思うので参考になればと淡い期待を抱く。

モノキフしませんか?

リユースでNPOに寄付できる