Kifu de Mode

公益財団法人 PHD協会
住所 神戸市中央区山本通4-2-12 山手タワーズ601
設立年 1981年
団体HP http://www.phd-kobe.org/
団体FBページ https://www.facebook.com/PHDfoundation/

理事長

水野雄二

団体概要

PHDとはPeace(平和)、Health(健康)、Human Development(教育)の略。ネパールを中心に長年、海外で医療活動に従事してきた、岩村昇という医師の想いから始まった団体です。アジアや南太平洋地域の村から、研修生を日本に招き、農業・保健衛生・地域組織化などの研修を行うことで、村の発展を担う人材を育成している。研修が終わった後も現地でのサポートを継続するなど、草の根的活動なのが魅力。

 

この団体への現在の寄付総額:12,401円

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Kifu de Modeが見たこと聞いたこと


受賞歴

1981年: 岩村昇博士(創立者)が「第一回ロータリー国際理解賞」受賞。
1982年: 「神戸新聞平和賞」、「兵庫県社会賞」受賞。
1993年: 岩村昇博士が「マグサイサイ賞」受賞。
2001年: 「神戸新聞社会賞」受賞。

 

 

 

PHDさんについての一問一答

 

 

■どんな研修を行うのですか?

基本的に農業や保健衛生、地域組織化についての研修を行いますが、現地で教師の仕事に就いている研究生は、幼稚園や学校などの教育現場で研修を行います。

 

 

■研修生に給料は支払われますか?

研修なのでお給料はありません。研修先から支払われることもありません。その代わりに生活費や渡航費は、当会がすべて負担します。

 

 

■研修中、研修生はどこに住むのですか?

神戸市内のホストファミリーのお宅でお世話になります。ただ、農業の研修などで、遠隔地に行くときはホストファミリーのお宅からは難しいので、それぞれの研修先でお世話になります。

 

 

■研修生が選ばれるまでについて教えてください

年に一度、現地に行き、候補者に対して面接と家庭訪問を行います。候補者選考は、ミャンマーやインドネシアでは元研修生によるグループがあり、日ごろから候補者を探してくれています。ネパールでは提携している現地のNGOがあり、ここでもあらかじめ候補者を探してくれています。

 

 

■研修生を選ぶときの基準を教えてください

一番重要視しているのは、村に帰国後継続して活動してくれる人かどうかです。能力や意欲、リーダーシップももちろん重要ですが、帰国後村のために活動できない可能性が高い人は研修生になることはできません。選考には当会が長年培ってきたノウハウが生かされています。

 

 

■どのように始まった団体なのですか?

当会の創立者である、岩村昇医師が、医療支援でネパールに行ったときのことです。結核が蔓延する村があったので処置をしてから、次の村に向かったのですが、しばらくして戻ると、その村では結核がまたもや流行っていたそうです。この背景には村の貧しさもありますが、そもそも保健衛生の知識の不足が原因であり、それを考えずにお金をつぎ込んでも根本的な解決にならないわけです。そこで現地の人に農業や保健衛生、地域組織化などを学んでもらうことで、自分たちの手で社会を改善してもらおう、という理念のもとスタートしました。

 

 

■JICAさんも現地の人を日本に呼び、研修を行っていますが、中身に違いがあるようでしたら教えてください。

アプローチする層が違います。JICAさんは官僚や大学の教授など、その国を動かす立場の人たちに対して研修を行いますが、当会は農村や山村に住む一般の人たちを研修生として日本に招聘しています。つまり、草の根レベルの活動で社会を築き上げていくのが、当会の目的です。

 

 

■寄付以外に欲しいものはありますか?

若い支援者さんです。今後、当会の発展のためにも若い力が必要だと思いますので、若い層にアピールできればと思います。

 

 

■貴団体でボランティアをする場合、英語などの外国語のマスターは必須でしょうか?

いいえ、そんなことはありません。当会は使用済みの切手や、書き損じはがきの収集も行うのですが、その作業や事務作業もお願いできればと思います。国際協力らしい現場の仕事を希望される人はインターンがオススメです。また、今後、国際協力のフィールドでキャリアを積む方の、最初の一歩としても当会のインターン(国内研修生)をオススメできます。

 

 

■NGOの仕事が、世間のイメージとズレていると思うことはありますか?

国際協力の仕事は華やかなものではありません。地味な事務作業の連続です。それはテレビでスポットライトを浴びているような著名な人も同じで、ほとんどの人が事務作業をされているのではないでしょうか。

 

 

■研修生に女性が多いように思いますが、これには理由があるのでしょうか?

あえて女性を選んでいる訳ではありません。確かに過去には「地域での女性の地位を向上させるために女性を招聘してほしい」と相談されたことはありますが、近年はフェアに選考をした結果、女性が多く選ばれています。意欲、能力、帰国後のビジョンなどがはっきりしている方を選ぶと女性になっているのが近年の傾向です。ただ地域を考えると男性の存在も重要なので、帰国した研修生たちとも相談しながら男性の招聘も実現したいと思っています。

 

 

■今まで興味深い研修生はいましたか?

特定の人ではないのですが、インドネシア・西スマトラのミナンカバウ文化圏は興味深かったです。ムスリムの地域にも関わらず、母系の社会なんです。世界最大の母系社会と言われています。ムスリム社会は父系的原理が強い社会と考えられていますが、ここは母系なので男性が婿入りし、財産も母親から娘に受け継がれます。村長は男性など行政の長は男性ですが、社会全体として女性の地位は比較的高いと思います。

 

 

■研修を通して研修生が成長したなと感じたことはありますか?

ミャンマーの研修生を見たときに思ったことがあります。ミャンマーは民族対立が激しい国です。特にムスリムに対して恐れや敵愾心を抱く人もいます。ミャンマーからくるPHDの研修生だちも、最初はムスリムに対して良い感情が無い人もいました。しかし、インドネシアから来たムスリムの研修生と個人レベルで一緒に生活をすることで、その認識が変わってくるのを見るとうれしいです。

 

 

 

■スタッフ紹介

弊社記者、研修生のお三方、弊社理事長

広報の八木さん(左から)

 

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