Kifu de Mode

NPO法人 みやっこサポート
住所 西宮市西田町6番4号 夙川サンらいふ
設立年 2015年
団体HP https://www.miyasapo.net/
団体FBページ https://www.facebook.com/miyasapo

理事長

中島恵美

団体概要

理事長の中島は、これまで福祉の現場で様々に実感してきた経験と幅広いネットワークを活かし、また中核の理事やスタッフには、介護に携わってきた経験を持つ者や、障害者対応を実感してきた者、西宮の地域活性の活動をしている者、子育て支援に携わっている者、情報に関わる仕事をしてきた者などが、それぞれの経験と実感を活かして、みやっこサポートの活動を推進しています。
そして、活動の趣旨や意義に賛同しご寄付やご支援をいただける方々・企業さま・団体さまの輪を拡げていくこと、たくさんの地域の方々の賛同を集めて賛助会員やボランティア等のサポーターの活動の輪を拡げること、社会福祉や子育て支援の現場でまさに活動されている専門家の方々の賛同と参加を仰いでいくことで、さらに充実したサポートが継続的に提供できるよう努力してまいります。

キフレポ
Kifu de Modeが見たこと聞いたこと


介護の仕事をしていても親の介護は焦る ~誰もが困ったときに頼るサイトを作りたい~

記者:山脇新一郎

 

便利な時代になったものだ。

「ググる」という言葉があるように、分からないことがあっても簡単にインターネットで調べることができる。

ただ、情報があまりに多すぎて、どの情報をチョイスすれば良いのか分からなくなることも多くなった。

 

日本が高齢化社会と叫ばれるようになって久しいが、現在は高齢社会を飛び越して超高齢社会に突入したといわれている。

 

WHO(世界保健機構)によると、その国の人口の7%を高齢者が占めると高齢化社会と呼ぶそうだ。

ちなみに14%で高齢社会、21%で超高齢社会。

つまり私たちは待ったなしで地雷原に立っているわけだが、そんな社会の高齢化と比例して取り上げられるものといえば介護の問題だ。

 

もし、誰かを介護することになったとしたら、あなたはどうするだろうか。

この問いに対して役所と答える人もいるかもしれないが、役所は1~100まで手を貸してくれない。

 

例えば、介護施設を選ぶとしよう。

いくつかの施設情報が掲載されたリストやパンフレットは貰えるが、どこの施設が良いかまでは教えてくれない。

それならパンフレットから情報を得ようとするかもしれないが、そこには表面的なことしか載っていない。

結局のところ施設まで足を運ぶしかないが、手間はかかるし、行ったからといって全て分かるわけではない。

 

でも、それが解消されるとしたらどうだろうか。

 

「みやっこサポート」の代表、中島さんは福祉施設に長く勤め、事務や介助や相談業務など幅広く携わってきた。

その経験を生かして介護に関する有益な情報や、どこの施設でどのようなサービスが行われているのか、一目で分かるようなサイト『ともにいきるネット』の準備を進めている。

 

「突然、介護は降りかかるものです。私は介護を仕事にしてきましたが、そのときが来ると慌てました。だから介護をする家族の目線に合わせたサイトにしたいと思います。施設の情報については、施設にご協力頂いた質問状の回答をただ入力したものではなく、生きた情報を発信するように心がけています」と中島さん。

 

今回は高齢者向けの支援について書いたが、「みやっこサポート」はそこに特化しているわけではない。

障がい者や子育て中の方だけでなく、一般の方も合わせたすべての人が困ったときに情報を探すことができるサイトを作っていく予定だという。

 

 

 


 

団体さんに聞いてみた

Q:取り組んでいる社会的な課題について教えてください

 

A:これからの日本は、「人と建物の高齢化」が大きな問題になります。
少子化が進み、働く人(税金を納める人)が急激に減ることで、社会保障は減り、必要なサービスを満足に受けられない高齢者や、問題を抱えた人が地域に置いてきぼりになるといわれています。
そして人材が不足するなか、今ある建物や設備は老朽化し、その補修は追いつかなくなると予測されています。

そんな街で、今の子どもの世代、孫の世代はどうやって社会を支えるのでしょうか?

長生きは良いことなのです、人々の命を大切にするというたゆまぬ努力があり、そして戦争がなく平和であったということです。
問題は社会を支える人が激減していること…
私たちは、このような街に、行政に任せるだけでなく、自分たちの力を一つにして、安心して暮らせる生活サポートシステムをつくろうとしています。

 

 

Q:どんな団体ですか?

 

A:私たちは、西宮に住んでいる人も住んでいない人も、西宮を好きな人、西宮に関わる人を「みやっこ」と呼びます。
「みやっこ」がそれぞれの持つ力を一つにし、支え合い、共に健やかに生きていこうとする集まり、それが『NPO法人みやっこサポート』です。

 

 

Q:どんな活動をしていますか?

 

A:高齢者の割合が急激に増えていくなかで、支援を必要とする高齢者の方々と必要な支援をつないでいくことが緊急の課題です。
また、出生数の減少に歯止めをかけるためにも、地域コミュニティでの子育て支援と、情報ネットワークの整備が必要となっています。

さらに西宮では、阪神淡路大震災以降、転出や転入で住民が流動化し希薄になっている地域コミュニティのなかに、頼る人のないまま転入してきた人も多く、「子育てが大変だけど誰にも頼れない」と一人で苦しみを抱えている人や、どこに相談して良いかもわからないと、病気や障がいなど様々な問題を抱えたまま生活している人も少なくありません。

みやっこサポートは、そんな社会問題への取り組みとして、情報支援、交流支援、直接支援の三つの支援を行っています。

将来的には、この地域福祉を支えるシステムがケーススタディとなり全国に広がって、日本の少子超高齢社会を支えられるよう、そんな安心して暮らせる社会になることを目指し、活動を進めています。

 

 

Q:情報支援について教えてください

 

A:市民の情報サイト(福祉・医療・生活に関わる情報)や、情報提供の場をつくることにより、困っている人に支援を繋ぎます。
現在は、高齢者支援サイトを構築中で、今後、障がい者支援、子ども・育児支援、一般の方への支援サイトを構築し、すべての人が困ったときに必要な支援を探せるようにします。
そして、今ある支援を整理することにより、不足している支援を生み出しやすい環境にします。
※一般の方への情報では、特に、病気等に関しての情報に重点をあてて掲載したいと考えています。多くの方が手軽にみられる反面、無責任な情報に振り回されている現状があり、特にガン患者に関わる情報などは、一日も早く情報を整理し掲載する必要があります。

 

 

 

 

Q:交流支援について教えてください

 

A:地域の方が集える場をつくったり、イベント(月に1回コミュニティ喫茶を開催)や教室(語学・絵画・運動などの教室)を開催し、仲間づくり・居場所づくり・楽しみづくりをお手伝いしています。
地域に知り合いを一人でも二人でも多くつくっておくことで、いざというときに「助けて」といえるように、そしてただ生きるのではなく、より良い人生になるように、自分の人生を楽しめるように、その機会や場所をつくっています。
そして今年は、新たに3つの活動を計画しています。

 

① 事業所のサービスの向上と事業者間のコミュニティの広がりに貢献できるよう、勉強会などを開催。
② ガン患者・ご家族の支援活動として、情報の共有化と検診の啓発活動。
③ 現在は、他のNPO法人と協働で子ども食堂を開いていますが、当法人主催の子ども&大人食堂(世代間交流ができる地域食堂)を開始する。

 

 

 

 

Q:直接支援について教えてください

 

A:これまで、高齢者に関わらず、障がい児のご家族や、病人のご家族をお持ちの方などから、相談を受け、必要な支援に繋げるお手伝いをさせていただいています(事務所兼交流スペース『つどッテ西田公園前』には、事業所のパンフレットや福祉に関わる資料もおいています)
来年度以降には直接に支援ができるように、介護保険事業所と有償ボランティアによる生活支援を行うべく計画を進めています。

 

 

 

 


 

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