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Kifu de Mode

NPO法人 阪神つばめ学習会
住所 兵庫県西宮市津門綾羽町2番1号
設立年 2016年
団体HP http://e.gmobb.jp/hanshin.tsubame/index.html
団体FBページ https://www.facebook.com/hanshin.tsubame/

理事長

庄司知泰

団体概要
阪神つばめ学習会は、経済的に厳しいご家庭の子供達のための学習支援を無料で行っている学習会です。
東京都のNPO法人 八王子つばめ塾という無料学習塾が活動されていますが、その活動方法をモデルに2014年1月から西宮で活動していたボランティアグループが、2015年8月に開始しました。
 
阪神つばめ学習会の大きな目標は、
 
ーー完全にボランティアで教えてくれる講師から学んだ子供たちが、「いつか自分も社会のために」と思い行動する「人材」に育つことーー
 
「つばめ」は、「またボランティアという巣に戻って来て欲しい」という願いからつけられています。

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キフレポ
Kifu de Modeが見たこと聞いたこと


全国で広がる無料塾の和、その実情に迫る ~阪神つばめ学習会現地インタビュー~

記者 玉水望朝

 

 

いま日本全国で「無料塾」というものが話題になっています。無料塾とは、経済的理由などで有料塾に通うことのできない子供たちが、学校以外にプラスアルファの勉強ができる場所です。関西には「関西つばめ学習会」という無料塾同士の横のつながりがあり、今回はその中でも、西宮北口で活動をしている「阪神つばめ学習会」について取材しました。

 

つばめ学習会とは?

阪急西宮北口駅で、経済的に厳しい家庭の子供たちを集め、無償で教育支援を行なっている団体です。俗にいう無料塾です。

 

ずばりどういうところ?

ずばり、阪神つばめ学習会とはどんな空間かというと、無料で使える自習室といえます。全国には、授業型や自習型など様々な形の無料塾がありますが、阪神つばめ学習会では子供たちの自学自習を見守ります。自宅で行える自習と違うところは、勉強で行き詰まった時に気軽に質問できる、社会人や大学生のボランティア講師がそばにいるというところです。週に2回、1回2時間で開催されています。

 

活動場所は?

 

 

阪急西宮北口駅南口改札より徒歩5分の西宮中央公民館の会議室にて開催されています。

駅から近いので通塾には便利です。

 

 

 

 

 

どういう子供たちがいるの?

 

小学校から高校生まで幅広い年代の子供たちが参加しています。

その中には、経済的な理由で有料塾に通えなかったりする子供や、親が働きに出ていて家に1人で居ることのできない子供もいます。

基本的には、勉強への意欲にあふれた子供たちです。

阪神つばめ学習会では、1回の学習会で約15名の子供たちが参加しています。

 

 

 

 

どういう先生たちがいるの?

大学生や社会人のボランティア講師がいます。

講師はボランティアをするにあたって、完全な無償です。

講師の在籍数は180名ほどですが、毎回の学習会に来る講師は6名ほどで、社会人と学生の比率はほぼ半々です。

大学生講師は主に関西学院大学や甲南大学の方がいます。

社会人講師には、一般企業に勤めている方や学校の先生もいます。

様々な職種の方がいるので、子供たちは勉強以外に楽しい会話や進路相談もできます。

 

 

 


 

 

◆現場インタビュー

阪神つばめ学習会に携わる方は、どのような想いがあるのでしょうか?

いろいろな人たちにインタビューしてみました。

 

 

庄司知泰さんの声

・この団体を設立したきっかけは?

庄司 「学びたいだけ学べる環境が子供たちには必要だと思いました。それを解決するには、教えたいだけ教えられる環境があればいいのではないかと考え、それに共鳴してくださった方々のご縁によって、今日に至ります」

 

・この団体の目指すところとは?

庄司 「将来的なビジョンは、善意によって成り立つ無料塾が社会的に必要とされなくなることですね」

 

 

ボランティア講師の声

・この団体に参加したきっかけは?

社会人Fさん(20代女性)「もともとNPOに関心があって、自分ができるボランティアを調べて行く中で見つけて参加した」

学生Aくん(20代男性)「ボランティアに参加するのは初めてだったが、ゼミで社会保障関連のことをしていて、子供の貧困やその学習支援を見てみたいと思ってきた」

 

・この団体を一言で言うと?

学生Nくん(20代男性)「子供たちの夢を応援できるような場所」

学生Nくん(20代男性)「それぞれの子供に寄り添って勉強を教えられる場所」

Mさんご夫妻 (70代と60代)「小学生から高校生までの広い学年層の子供達がいる場所」

 

 

参加している子供たちの声

 

・将来の夢はなんですか?

Sくん(高1男子) 「ゲームを作りたくて大学ではデザインの勉強がしたい」

Nさん(小5女子)「弁護士。人を救える仕事がしたい。かっこいいから」

Uくん(中2男子)「僕は幼い頃に心臓を手術した。将来はお医者さんになってみんなを救いたい」

Yくん(中3男子)「読書が好きで特に将来の夢はないが、人の役に立つ仕事がしたい」

 

 

 

 

 


 

 

◆記者あとがき

阪神つばめ学習会は、もともと東京の八王子にある「八王子つばめ塾」にならう形で設立されました。2014年に西宮で活動を始めてから、今年(2018年現在)で5年目になります。

たくさんの方々の賛同を得て、今日では関西地区合わせて8ヵ所(阪神つばめ学習会神戸六甲教室、宝塚つばめ学習会、高槻つばめ学習会、吹田つばめ学習会、茨城つばめ学習会、千里つばめ学習会、堺arkつばめ学習会)で無料塾を開催しています。

 

取材に伺った際に驚いたのは、阪神つばめ学習会のアットホームな雰囲気でした。その背景にある、子供の貧困問題や教育格差を全く感じさせず、快く取材を受け入れてくださいました。黙々と自習をする子供もいれば、分からない問題を解決するために講師に質問をする子供や、講師と冗談を言い合う子供など、様々な姿を見ることができました。

学習会終盤では、1人の子供が周りの友達や講師を巻き込んで、ホワイトボードを使って難しい問題に取り組んでいる姿が印象的でした。子供たちにとって一緒に考えてくれる講師たちの存在が大きいようです。

 

 

 

 

 

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