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Kifu de Mode

認定NPO法人 フードバンク関西
住所 兵庫県 神戸市東灘区深江本町 1丁目8-16 バレル芦屋101
設立年 2003年
団体HP https://foodbankkansai.org/
団体FBページ https://www.facebook.com/foodbankkansai

理事長

浅葉めぐみ

団体概要

フードバンク関西は、企業などから寄贈された食品を、支援を必要とする人たちを支える福祉施設や団体に、無償で分配する事業をしています。
さらに「食のセーフティネット」として、私達が取扱う食糧を、行政の福祉関連窓口を通して、緊急食糧支援を必要とする個人や世帯に無償分配しています。
新しく「子ども元気ネットワークひょうご」を、他の2つのNPOと協働で立ち上げ、貧困にも負けず頑張っている子ども達の健やかな成長を応援する活動も始めました。
小学生を対象にした「食育プログラム」を、他のNPOと協働で作成し、食べ物の大切さを子ども達に考えてもらう活動にも取り組んでいます。

 

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キフレポ
Kifu de Modeが見たこと聞いたこと


「食」という間接支援――活動の根底にあるもの

記者:岡静紅

 

「そもそも食べ物を簡単に捨てている現状がおかしい。食べ物は皆命からできているじゃないですか」

 

なぜ、数ある支援の中で「食の支援」という形を選んだのか?

――その問いへの浅葉さんの答えは、いたってシンプルなものだった。

 

 

食品を作り、提供するのは「企業」という営利団体だ。

余った食材を、わざわざコストをかけて貧しい人に与えたりはしない。

だから、その役割を自分たちのようなボランティア団体が担う必要があるのだ、と浅葉さんは語る。

 

そのような食材が、母子家庭やホームレスなど、経済的に圧迫を受けている人々に提供されることは容易に想像がつく。

しかし、フードバンク関西の支援対象はそれだけにはとどまらない。

児童支援施設や身障者通所作業所など、数多くの施設・団体への食材の提供を行っている。

 

 

「たとえば、ある児童養護施設には毎日3食の予算はあっても、育ち盛りの子供たちのおやつや、夜食には予算が十分にはついていないんです。そこに食材を届けるとね、夜食タイムだってできるし、食費を節約すれば浮いたお金で週に1回でもカウンセラーを呼べる。ネグレクトや虐待で傷ついた子供たちの心のケアには、なかなか行政の予算がつかないっていう現状もあるから」と浅葉さん。

 

身障者通所作業所でも、食材を提供し、食費を節約することによってできることがある。

 

「作業所では、食材を使ってみんなでお昼ご飯を作ったりします。料理をするということ自体が、貴重な経験になるから。そうして食費を節約して、浮いたお金で年に1回参加者からお金を徴収しないで全員でバスツアーに行く団体もあるんです。他にも回転寿司に行ったり、カラオケに行ったり。食費を浮かせることで、みんなに普通の娯楽体験をしてもらうことだってできます」

 

 

教員の経験がある浅葉さん。今の活動には、その経験も大きく影響しているのだろうか。

そんな記者の問いに、彼女は「それはあまり関係ない」と即答する。

むしろ影響しているのは、自身の幼少期の経験であるという。

 

「今の若い人たちは、お腹が空いていても食べ物がない、なんて経験をしたことがないでしょ? わたし達の世代は、お弁当箱を開けると、ふたにお米がこびりついているでしょ。それを残しても「もったいない」と親から怒られたような時代だったんです」

「みんながちゃんと食べられればそれでいいんだから。過剰生産で大量廃棄なんてバカみたい!」

そう言って笑い飛ばす浅葉さんの声がとても印象的だった。

活動の根底にあるのは、「食べ物は命」、「食べ物を棄てるなんておかしい」といういたってシンプルな思いなのだ。

 

 

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