Kifu de Mode

公益財団法人 チャイルド・ケモ・サポート基金
住所 兵庫県神戸市中央区港島中町8-5-3
設立年 2006年
団体HP http://www.kemohouse.jp/index.html
団体FBページ https://www.facebook.com/childchemohouse

理事長

楠木重範

団体概要
チャイルド・ケモ・ハウスは、医療的ケアが必要な子ども・若年成人と家族のための病院と家の中間的施設です。
医師・看護師・ボランティアなどのスタッフがすぐ近くにおられるため安心感があり、体力が低下している子どもたちは、病院よりアットホームな空間で、ご家族と一緒に過ごすことができます。
 
 
組織はNPO法人チャイルド・ケモ・ハウスとして2006年に設立、2011年には公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金が設立されています。
2012年、神戸市ポートアイランドに「チャイルド・ケモ・ハウス」の建設着工、現在、数多くの方が利用されています。

 

この団体への現在の寄付総額:6,247円

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キフレポ
Kifu de Modeが見たこと聞いたこと


苦しみは病気だけにしよう ~医療の形を変えるためにチャイケモのこころみ~

記者:山脇新一郎

 

 

 

杉浦日向子という人を知っているだろうか。

 

漫画家として世に出て30代半ばで「隠居生活」と称して画を捨て、エッセイストと江戸文化の案内人に転身する。

それから45歳のときに「念願だった豪華客船で世界一周の旅をする」と言い残して、表舞台から消えた一年後に悲報が届く。

 

これには裏話がある。漫画を辞めたのは気まぐれではなく、免疫系の病で引退せざる得なかった。

また、世界一周についても実は癌と闘っていたのだが、どちらの事実も死後まで伏せられていた。

 

この人のことを思い出すたびに無念という言葉が頭に浮かぶ。

漫画も人生も幕引きが早かったからだが、現実というのは残酷なものだ。

夭折という言葉が似合う年齢の子どもに病魔が迫るときがある。

それならせめて安らかであって欲しいが、そうもいかない場所がある。

 

 

 

 

 

子どもの頃を思い出して欲しい。子は親と一緒にいたいものだ。

昼間だけでなく眠るときもだが、病院ではそんな当たり前なことが難しかったりする。
病院は病床であって宿泊施設ではないので、原則、家族には寝泊まりする場所はない。確保できてもベッド隣のパイプ椅子がせいぜいだろう。

 

子が亡くなるかもしれないという悲しみに暮れる人になんたる仕打ちだろうか。人情で考えると馬鹿げているが、ルールというものは真顔で大手を振る。

 

ただ、それに疑問符を投げつける人たちもいる。それが「チャイルド・ケモ・サポート基金」だ。

小児がんを始めとした医療ケアが必要な子どもや若年成人と、その家族のための施設『チャイルド・ケモ・ハウス』を運営している。
これは病院と家の間のような施設で、アットホームな環境でありながら、もしものときのために医療者が控えている。

 

「患者さんとその家族には病気になったこと以外で、苦しんでほしくないのが、私たちの考えです。医療の形を変えて、もう少し医療と一般の方の距離を近づけていきたいと思っています」というのは楠木さん。

 

 

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