これからは「人と建物の高齢化」が問題になります。少子化が進み、税金を納める人が減れば社会保障も減り、高齢者や障がい者など問題を抱える人たちが置いてきぼりになります。また、建物や設備も老朽化することで、その補修も間に合わなくなる。当NPOは全てを行政に任せるのではなく、自分たちの力を合わせて、みんなが安心して暮らせるような生活サポートシステムを作ろうとしています。現在、当NPOでは情報支援、交流支援、直接支援の3つの支援活動を行っています。ゆくゆくは、これがケーススタディとなり全国に広がり、日本全体の少子超高齢社会を支えるようになることを目指して活動しています。
当NPOの団体名「みやっこ」は西宮に住む人だけの意味ではありません。西宮を愛する人、西宮に関わる人をすべて「みやっこ」と呼んでいます。そんな人たちが集まり、力を1つにして、お互いを支え、健やかに暮らしていこうという意味が込められています。
当NPOに携わる者は多種多様です。福祉の現場で長く培ってきた幅広いネットワークを駆使する理事長の中島以下、介護に携わってきた経験を持つ者や、障がい者対応を実感してきた者、西宮の地域特性を活かした活動をする者、子育て支援に携わる者、情報に関わる仕事をしてきた者などが、それぞれの経験を活かして、当NPOの活動を推進しています。
当NPOの活動に意義を感じ、ご寄付をいただける方々はもとより、地域で賛助会員やボランティアなどのサポーターの輪を広げ、社会福祉や子育て支援の現場で活躍されている専門家の方々の参加も仰ぐことで、さらに充実したサポートが継続的に提供できるように努力してまいります。