幅広い活動を行うNPOだが、その自由さゆえに、今後の団体のあり方について考えてゆかなければならないと秋月さんは語る。
「2020年に、神戸YWCAは100周年を迎えます。今後どうしてゆきたいか、どうなってゆくべきなのか、しっかりとビジョンミーティングをしないといけない」
どの活動も、参加者にとっては「居場所」だから無くせない。そのためにも、どんどん若い担い手を呼び込み、神戸YWCAを“終わりのない活動”にしていきたい――
「若い女性には、『乗っ取ってやる!』くらいのつもりで来てほしいです。YWCAで夢を叶えてください、と若い女性たちに伝えたい」
女性同士だからこそ、共同し、楽しみながらできる活動がある。そんな活動の在り方を教えてくれる団体であった。