森口さんによると、今回集まったボランティアは新規の参加者が多いそうで、まずはお互いの自己紹介から。それからこのNPO団体の本題であるゴミ拾いが始まるが、なんせ須磨海岸は広いということで、体力に自信のある人は西側、そうではない人は東側という感じでエリアを別けて担当することになる。
ゴミ拾いながら森口さんに話を聞くと、ゴミの落ちている場所には季節感があるらしい。夏場は浜辺側に集まり、冬場はその外側の歩道や木の陰に落ちていることが多いそうだ。また、一言にゴミといっても色々ある。ペットボトル、食品や駄菓子の包装、空き瓶などだが、もっとも目立つものといえばタバコの吸い殻だった。フィルターの部分がよく転がっていた。こうして集まったのが燃えるゴミ6袋、燃えないゴミ1袋、瓶と缶とペットボトルなどの資源ごみが1袋。スタッフによると今回活動を行ったのは12月ということもあり、他の月よりは少なめとのこと。