このNPOの活動に携わる人たちは、どのような思いがあるのでしょうか。社会人のFさん(20代女)は「もともとNPOに興味があり、自分でできるボランティアを探していると、この活動を見つけました」、学生のAさん(20代男)「ボランティアは初めてでしたが、学校のゼミで社会保障のことを学んでいて、子どもの貧困や学習支援の場を見てみたいと思って参加しました」とのことです。このNPOの活動を一言でいうとという問いに対しては、「子どもたちの夢を応援できるような場所」「それぞれの子どもに寄り添って勉強を教えられる場所」「小学生から高校生までの広い学年層の子どもたちがいる場所」という答えがありました。
また、利用している子どもたちにも話を聞いてみました。将来の夢はなんですかという質問に対して、「ゲームを作りたくて大学ではデザインの勉強がしたい」「弁護士。人を救える仕事がしたい。かっこいいから」「幼い頃に心臓を手術したから、将来はお医者さんになってみんなを救いたい」「読書が好きで特に将来の夢はないが、人の役に立つ仕事がしたい」という声がありました。