東日本大震災の福島第1原発事故で放射能の影響を受けている子どもたちとその保護者を丹波篠山へ招く。放射線量の高い地域やホットスポットは今なお存在し、川遊びなど自然の中で思いっきり遊ぶ機会のない子どもたちや、子どもたちを被ばくから守る暮らしを続けている保護者のみなさんがいる。
そんなみなさんに寄り添うため2012年に始まった『ささやま里ぐらしステイ』を2015年から引き継ぎ、『笑顔つながるささやまステイ』として次の3つを目的に活動している。
・子どもたちの被ばくを減らす。
・子どもたちに外遊び、自然体験の機会をつくる。
・保護者のみなさんに、自分を大切にする時間、ゆっくりと休息する時間をつくる。
心とカラダを元気にするため、ステイ期間中は何気ない当たり前の日常をスタッフやボランティアも一緒に過ごすことを大切にし、ステイを継続することは「何年たっても忘れてないよ」と、みなさんの心の支えにもなっている。